森のキッチンだけ注目するのはどうなんだろうか?

22:22:00
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堺市役所B1に森のキッチンがオープンして早1月が経とうとしています。

「接客はドキドキ」 堺市役所地階食堂が障害者の働く場に 「森のキッチン」2月2日オープン(産経ニュース)

森のキッチンはオープンする前から独特な取り組みであるためか話題を集めていますが,マスコミはそれ以外の堺市の取り組みには目を向けてはくれていないような気がしています。
他にも,堺市内では社会福祉法人が障碍者の社会参加の場を直接提供しているところもあるので,今回はそこらへんのことをごく一部ですが,取り上げてみたいと思います。

今回取り上げるのは,堺市南区に関する次の2つのことです。
  1. ギャラリーみなみかぜ
  2. 福蔵
まず,ギャラリーみなみかぜについてですが,堺市の南区役所1Fに以前あった食堂の閉鎖後に整備された「みなみかぜ交流広場」で営業を始めたコーナーです。わらびもちや小物やパンなど障碍者の方の授産品の販売喫茶コーナーを営業しています
森のキッチンとはメニューや趣旨は異なる点もありますが,障碍者福祉への情報を提供することや授産品の販売はもっと外に打ち出していい取り組みだと思います
授産品を市民に知ってもらい,私たちが購入していくことによって福祉法人への応援になるのであれば,それも社会貢献の1つの形なんだろうなと思うわけです。

次に,同じ南区内の話ですが,森のキッチンを運営する社会福祉法人コスモスは様々な施設を運営しているわけですが,その中の1つである「ふれあいの里かたくら」に設けられているカフェのふっくらもぜひ知っておいてほしいなと思いますね。
ここの名物のわらびもちはもちもちしておいしいんですよ。
昔は1日10食限定のランチを食べに行ったこともありますが,限定ランチは今でもやってるのでしょうかね? ここ数年行ってないので,営業しているのは分かるのですが……,すみません。
私がかつてランチ営業の際に行った時にも,障碍者の方が接客を行っていましたし,今から考えれば森のキッチンのパイロット版だったのかなあという見方もできなくはありません。
ちなみに,名物のわらびもちはハーベストの丘とかコスモス館とかでも販売していたと思います(ギャラリーみなみかぜでも販売してるかもしれませんね)。

他の社会福祉法人でも食品製造・販売を手がけている所もあると思いますけども,こういう取り組みが広がっていくといいなと思いますね。

こういうことを知っていると,森のキッチンだけ取り上げられるっていうのは何だかなあ……,と余計に複雑な気持ちにさせられるわけです。

下に,ふれあいの里かたくらへの地図を示しておきます。ぜひ,ご参考までに。


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