ほんと朝日新聞はどうなってるのか?

23:57:00
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副教材の適正使用通知へ 朝日作成教材などの偏向懸念 文科省検討(産経ニュース)

感想を一言で書けば,「汚いなさすが朝日新聞きたない」と言わざるを得ない

一般的に学校で使われる副教材は,日本図書教材協会に加盟している企業が制作していることが多いです(ただし,体育などの実技系教科は不明)。

まず,副教材を作る際には次のような流れになるはずです。

  1. 学習指導要領と教科用図書(教科書)を精読し,学習指導要領のポイントや教科書の重要ポイントを把握する
  2. フォーマットをある程度詰めておいて,原稿作成を外部の執筆者や編集プロダクションなどに依頼する
  3. あがってきた原稿を整理して組版に回し,校正や素読みの作業を念入りに行っていきます。編集プロダクションに依頼する場合は,原稿作成~組版までセットで依頼する場合の方が多いかも……?

各教材会社が内容面だけでなく製造原価で相当苦労しています。社会科だと写真資料をストックフォトなどから借りてくることになりますが,これも製造原価を押し上げる要因です。寺院が所蔵している仏像や美術品とか美術館所蔵の美術品などのデジタルデータをストックフォトサービスで借りてくるのは教育向けで多少廉価になったとしても高額なものは十分高額なんです。

さて,本題に戻りましょう。今回の朝日の副教材は,学習指導要領を度外視していることがそもそもどうよという話ですし,この書籍からうっすら見える意図もやはり偏りがあるのは否定はできないでしょう。

もともと近・現代史は特に慎重な対応が要求される単元だと思います。教材を作る側・教える側・教えられる側・保護者の各位がその点を十分理解して対応することが必要でしょう。

やっぱり朝日新聞は,4コマ漫画とTV欄,折り込みチラシぐらいですかねえ……。


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