中学校教科書分析 地理編その4-2

23:41:00
スポンサーリンク

[教科書] ブログ村キーワード

前回に引き続き,「ヨーロッパ州」の分析・書評を記していきます。
今回は,教出・日文について記していきたいと思います。

教育出版(教出)
  • 教出だけアジア州→アフリカ州→ヨーロッパ州の学習順になっています。他の3社はアジア州→ヨーロッパ州→アフリカ州の順序です。
  • フィヨルドは太字指定でいいでしょう。また,北大西洋海流については,教出も帝国と同様に太字指定ではありません。西岸海洋性気候は北大西洋海流と偏西風でセットですから,片方だけ太字指定というのは片手落ちでしょう
  • EU統合の経緯は割と細かく書かれていますし,EU統合の交渉加盟国まで示しているのは良いと思います。また,加盟国間での経済格差についても記されています。
  • 農業・工業については結構濃密に書かれています。また,工業の項目では,外国人労働者の受け入れ・増加と課題についても述べられているのは好感です。
  • 通常の項目で,環境問題(酸性雨・地球温暖化),オランダのポルダー・干拓,ロシアについても記述されているのは良いと思いました。ただし,ロシアについては工業の記述があまりないのが残念です
日本文教出版(日文)
  • P.56~57で,ヨーロッパの主な国の国名・首都名・面積・人口などについてまとめられています。日文のこのまとめは使いやすくできています
  • P.58~59でキリスト教や文化について述べられています。ここはこんなもんかなあという感じですね。
  • 工業は地図ベースで学習することになるでしょうが,航空機関連がP.63に分断されてしまっていることや鉱工業の地図がごちゃごちゃしてしまっているのは何とかしてほしいところです。ルール地方や北海油田,ユーロポートがちゃんと触れられているだけにもったいないです。
  • 農業は手堅くまとめられています。地図だけがちょっともったいないかなあ。おもな作物の栽培地はわかりやすいですが,東書のような農業方法の違いを示した地図も欲しいところですね
  • EU統合の話やユーロや経済格差についてはまとめられていますが,経済格差は太字にした方がよかったかもしれませんね
  • 交通網や環境問題の説明もよくできています。フィヨルドの写真や白夜の写真がここで出るのはちょっと不自然ですけどね。
  • 全体的にはよく書けているのですが,難点が無いわけでもありません。ロシアの記述がまるまるありません地理の入試問題でロシアが見かけにくいのはここのせいでもあるでしょう
まとめ
ヨーロッパ州の内容面に関しては,ロシアを含めるか否かで評価が大きく変わってくると思われます。
ロシアを含めて考える場合であれば「教出≧東書≧帝国>日文」となるでしょうか。
逆にロシアを含めない場合であれば「日文>東書≧帝国≧教出」となるように思います。


興味を持っていただけたようでしたら,下の2つのバナーのそれぞれをクリックしていただけたら幸いです。また,他のブログを探す一助としていかがでしょうか。
ブログランキング・にほんブログ村へ
スポンサーリンク

この記事を共有(↓のボタンをクリック)

特に,TwitterやFacebookでのシェアや,はてブでシェアしていただけるとうれしいです。

関連する記事

次の記事
« 前の記事
前の記事
次の記事 »

スパムコメント防止の観点から,単語入力確認を導入しています。
悪しからず,ご了承ください。
また,感情アイコンは次のボタンをクリックして,コードを確認の上,ご利用ください。
感情アイコン感情アイコン