【2016年度中3生向け】2017年度大阪府立高校入試に向けての流れ(2016年3月21日増補)

10:19:00
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勉強 学習
今日,中学生チャレンジテストを中1生・中2生が受験し終わりました。
もちろん,今日体調不良で受験できなかったりした生徒さんは,一定期間内で別室受験などの形で試験を受けていくことになるでしょう。

その後,現中2生の人の入試までの流れを大まかに把握しておこうというのが今回のエントリの内容です。

なお,学期制の話は,3学期制をベースに話を進めていきます。2学期制のところももちろんあるかとは思いますが,大阪府の入試までの流れは3学期制をベースにした方が書きやすい状況ですから,その点,ご了承ください。

余談ではありますが,一部の自治体では2学期制を3学期制に戻している自治体もあります(参考:4月から小学校も3学期制に戻す/大阪狭山市(コミュニティ2525HP))。



現中2・3学期

学年末テスト

スケジュール カレンダー2月末~3月初旬に学年末テストがあります。内申のことを考えれば,中2段階では提出物などもしっかり仕上げたり,テストの成績などで中2時点の内申をリカバーするラストチャンスです。

春休み

春休みは短いですが,中1~中2の学習内容の苦手を克服できる絶好の機会です。
部活でも現中2生(新中3生)は主力ですから忙しい人もいるでしょうけども,空き時間などを有効に活用して,2年分の学習内容を固め直して,中3進級後に備えることが大切です。
  • 英語:中1・中2の学習内容の復習。文法も簡単な英作文ができるまで,単語・熟語など語彙力の増強しておきたい。
  • 国語:テクニカルに現代文の文章読解ができるようになること,漢字・語彙力の増強,国文法の内容の定着,古典の学習内容の復習。
  • 数学・理科:中1・中2で学習した内容の復習(特に,学校のワークの基礎~標準レベルを完全にしておきたい)。
  • 社会(地理):これまでの学習内容の復習。地図を使った問題や統計資料などにも慣れていきたい。
  • 社会(歴史):明治時代ぐらいまでの既習内容の復習。重要用語・人名などをつなげて暗記することや歴史の流れをよく意識できるように。
ただし,中1・2の内容に問題が無く,難関校・上位校を志望している人は,一部の教科については定評のある参考書などを用いて,学習を行いましょう。
  • 英語C問題:中3の文法内容を早期に独学。外部検定対策(まずは英検2級合格)のために時間の余裕を作り出す。
  • 国語:テクニカルな現代文の文章読解をし,実戦練習を積む。漢字・語彙力の増強,国文法の内容定着,古典の重要古語や法則など。
  • 社会(歴史):近現代のややこしい内容に慣れるために,近・現代の歴史漫画の通読。

新中3・1学期

府下統一の独自テストの実施

今年度の現中3生と異なり,来年度(今年)の4月に実施される全国学力テストは,文科省の強い反対もあって,内申に利用されることは無くなります。

その代替措置として,次のリンク先などで報じられていたように,6月下旬に大阪府統一の実力テストが実施されます。
中3で独自テスト実施へ 大阪府議会、補正予算案を可決(朝日新聞DIGITAL)

中3の大阪府中学生チャレンジテストについて,日程が発表されました。
平成28年度中学生チャレンジテストの実施について(大阪府教委HP)

中3のチャレンジテストは6月23日実施ですから,1学期の期末テスト直前に実施されることになるでしょう。

日程の面では1学期期末テストを控えた時期ですからタイトですが,日程があらかじめ分かっている以上,日程を逆算し,対策をしっかりと練っていきたいものです。

中間・期末テスト

内申に大きくかかわってくるテストです。提出物なども完璧に仕上げて提出し,いい点を取りにいきましょう。1学期の期末テスト終了後からは,夏休みの宿題が各教科でぼちぼち発表されていくでしょう。

特に,5教科で『整理と対策』『整理と研究』などの3年間の総復習型の参考書兼問題集が配布されている中学校は5教科は,この問題集のある程度のページが宿題に課されることが多いです。

あらかじめ夏休みの宿題に課されるところがわかっているのであれば,早めに手を付けて仕上げてしまいましょう。

新中3・夏休み

受験学年にとって最も大きなポイントとなるのが,夏休みの時期の過ごし方。
勉強の質・量の充実具合によって左右されます。

まだ,最後の大会での引退を控えて気合いを振り絞って部活に励む人も多いと思いますが,少しの空き時間でも有効利用して,学校の宿題を進めたり,これまでの学習内容の復習を進めたりすることが大切です。

特に,学校からの宿題は1日でも早く仕上げて,2学期以降の実力テスト対策に万全を期したいものです。

新中3・2学期

2学期以降は中間・期末テストも当然ありますが,それ以外にも校内実力テスト・郊外の模試など複数回のテストを受けなければいけない時期です。
  • 中間・期末テスト内申点対策
  • 校内実力テスト(9~12月初めでおおよそ3回ぐらい実施,私立志望校決定の資料
  • 五ツ木の模擬テスト会(9~11月回,特に10・11月回は確実に受験しておきたい)
  • 大阪市統一テスト(大阪市限定,新年度以降実施されるかはまだ不明)
など実に様々なテストが控えています。他にも,塾内でのクラス分けテストがあったり,外部検定の受験があったり,入試相談会・入試説明会に出席したり,校内実力テストの結果をベースにした3者面談が学校で行われたりと非常に多忙になります。

また,中3の2学期で習う内容は入試の面においても,かなり重要な学習内容を含みます。

新中3・冬休み

塾では,中3の教科書内容を消化し終わって私立対策に入る時期。
塾に通っていない人は参考書などを使って,冬休みあたりで3学期の内容を一通り済ませておきたいところです。

そこから,いよいよ入試に向けての追い込みが始まります。

新中3・3学期

校内実力テスト(1月初旬頃)があるかもしれません。
2学期の成績がちょうど微妙だった人は,このテスト結果も使って私立志望校を最終決定しなければなりません。

他にも,内申などで公立の志望校を決定して,志望校対策を進めていくことになります。

後は,私立高への出願・入試ー(卒業テスト)→公立志望校への出願・入試という高校入試への最終ラウンドに突っ走っていく流れになります。

最後に

テストが行われる時期は,ある程度分かっています。時期が分かっている以上,早め早めに動くことで,得点力をより引き上げていけるはずです。

それでも,怠けたくなったり遊びたくなったりしてしまうのが人間の性なのですが……。そこをいかに抑えられるかも今後のポイントの1つでしょう。

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