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[泉ヶ丘駅] ブログ村キーワード
先日このブログでも取り上げた「泉ヶ丘駅前地域活性化ビジョン」の件ですが,泉北ニュータウン再生府市等連携協議会のHPでパブリックコメントの結果が出されました。リンクは下のものです。
泉ケ丘駅前地域活性化ビジョンを改訂しました(泉北ニュータウン再生府市等連携協議会)
まず,もっと結果が出されましたよというのを堺市のHP上でわかりやすく表示してほしいと思います。泉北ニュータウン再生府市等連携協議会のページにたどり着かないと結果が読めない状況では,ちょっと如何なものかと思います(パブリックコメント開始時もそうでしたが)。
泉北ニュータウンの中核が泉ヶ丘駅地域であることは,言わずもがなです(光明池駅地域も商業面などでは充実していますが,和泉市との境界が入り組んでいることもあり,ややこしいのが難点です)。
まあ,近大病院の移転が計画素案通りに進むかどうかも鍵を握ることになるでしょうけども。
意見の中身についてですが,泉ヶ丘プールについての意見は多いですね。
私の意見としては,まず,何でもかんでも泉ヶ丘駅近辺に集約するという流れは正直言って良くないのではないかと考えています。そういう施策でメリットを享受しやすいのは,結局のところ泉ヶ丘駅地域の人になるだけではないかと思いますね。
やはり,ある程度は公共施設も各駅間で役割を分散させて設置・整備する必要があるのではないでしょうか。まあ,現状でも区役所や文化会館,老人福祉センターなどが栂・美木多駅地域に設置されていますが,泉ヶ丘の市民プール再整備を計画する段階でどの地域に整備し直すかということをしっかりと議論し,検討すべきです。
泉ヶ丘プールを再整備するとなれば,相応の面積の土地が必要になるはずですが,必要な面積分の土地を確保できる箇所は限られているはずです。
普通に考えれば,近大堺病院(旧泉北病院)が廃止されたり,府営住宅の用途廃止地区も結構発生する栂・美木多駅地域の方が土地の取得は容易であろうと思います(泉ヶ丘地域でも府営住宅の建て替えや用途廃止はありますが,泉ヶ丘駅周辺はネクストコア構想などに利用されるはずでしょうし)。思い切って栂・美木多駅地域にプールを整備した方がニュータウン内での人の移動も発生するので良いのではなかろうかと思います。
次に,小中一貫校押しの人がいましたが,小中一貫校は実施すべきではないと私は思います。
これは,以前のエントリでも述べたことですが,小中一貫校にはメリットもあるでしょうが,人間関係の形成などの面を考えれば,メリットよりもデメリットの方がはるかに大きいと思います。いじめ問題などが発生してしまえば特に厄介な事態となります。通常の6・3・3制では定期的に人間関係がシャッフルされるので,人間関係をある程度リセットすることが可能ですが,小中一貫では9年間にわたって狭い人間関係が続くことになるわけです。狭い人間関係が続くことのデメリットを考慮している意見とは思えなかったです。
それに,休憩時間などの運動場の使い方で中学生は小学生に気を使うことになるでしょうし,9年間の生徒が活動できるだけのキャパシティを確保できるわけがないと思います。また,先輩・後輩の関係も力関係では小中9年間の方が歴然とした差が生じるのではないでしょうか。中学3年間だけでもかなりの力関係が生じるわけですからね。
また,教育内容面でも,算数→数学の移行時が結局大変なのではないかと思います。計算力とかの基礎能力の涵養を除けば,方程式・関数の話が中心となる中学以降の数学とそれまでの算数は別物といっていいのではないでしょうか。
中高一貫教育のカリキュラムの方が無駄やムラがないものになるはずです。
結局のところ,小中一貫校での「中1ギャップ」解消へのアプローチは高1時点に問題を先送りしてるだけではないかと思いますがね。
ざっとこんなところまで。
~2月9日9時追記~
続きのエントリが書きあがりましたので,興味のある方はどうぞお読みください。
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