英語が苦手な人向けの参考書の紹介(2017年5月11日全面改訂)

9:10:00
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先のエントリでは,国語(特に文章読解について)の基礎固めから,ある程度のレベルまで対応できるようにしっかりと取り組めば実力を引き上げられる参考書を紹介しました。

今回は,英語が苦手だという人向けの参考書(問題集の機能込み)をご紹介したいと思います。

今後のことを考えれば,英語はやっぱりできるに越したことはないのです。

やっぱり英語はできるに越したことはない

苦手な人ほど「日本人やのに何で英語を学ばなあかんの?」と思う人は少なく無いのではないかなと思います(私もかつてはその1人でした)。

しかし,現実的に英語から逃げられるところってそんなにないんですね。
高校では中学以上の英文法や英文読解が待ち受けています。
指定校推薦で大学・短大・専門学校に進学したい場合は,すべての教科の評定平均が一定の数値以上でないといけません。

それに,入試現場においても英語無しの入試なんてそんなに多くはありませんし,もし英語無しの入試で入学できたとしても大学入学後には英語の授業はある程度のレベルまでは必修です。
それに大学では講義や演習で英文購読・輪読の機会が設けられていることもあるでしょう(理系は特に先行事例の論文は英文の場合がほとんどでしょうから……)。

他にもプログラミング言語の多くでは,命令とかの記述はほぼ英語ベースですね(コメントアウトで日本語を入れてどういう意図かを書いておくことも大切でしょうけど……)。
もちろん,日本語プログラミングもないわけではないんですが,認知度は……という状況です。

社会に出れば,英語から離れられる職場もなくはないのですが,最近のグローバル化の流れを考えると英語から離れられるところはじりじりと減少しているのかもと思います。

私も教材執筆をしていますが,統計資料を探すときに英語表記の統計資料を漁る羽目になったなんてことも少なからずあります。
なので,やっぱり英語はできるに越したことはないんですよね……orz

肝心の参考書の紹介

ここからは,肝心の参考書の紹介に移りたいと思います。
参考書や問題集は個人個人によって合う・合わないがありますから,書店で実物がみられるなら実物を見た方が良いとは思います。
それでは,何点か紹介したいと思います。

「中学英語らくらく学習王国」シリーズ

最初には,フォーラム・Aから発刊されている「中学英語らくらく学習王国」シリーズを紹介したいと思います。

中学英語らくらく学習王国1年生―新指導要領対応
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フォーラムA企画
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中学英語らくらく学習王国2年生―新指導要領対応
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中学英語らくらく学習王国3年生
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このシリーズはページ分量もほどほど,文法的にも基礎を重視した内容で構成されています。
レベル面での特色としては,もともと学校の勉強はさっぱりという不登校の生徒さん向けに作成された参考書ですので,自学自習できるレベルに落とし込んであること英語の基礎を固めるにはうってつけだと思います。

このシリーズで基礎を固めて,他の参考書に移行していくと良いのではないかと思います。
なお,このシリーズは入門編込みの4冊シリーズですが,入門編はペンマンシップなので割愛しています。

惜しむらくは,著者の方が事故で逝去されてしまったため,今後の教科書改訂に伴う改訂版が発行されるのかどうかが不明だという点です(このシリーズの特色を引き継いだものが出てくれることを祈るしかありません)。

安河内氏の参考書

東進のCMなどでおなじみの安河内哲也氏の参考書は中学英語に関しては,良いと思います(大学入試のものに関しては評価が分かれます)。

氏の著書には様々なものがあるのですが,文法の基礎をしっかり固めるのであれば,次の書籍が良いでしょう。

安河内哲也の7日間で「中学3年間の英語」復習講義スーパーCD付き
安河内 哲也
西東社
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1冊で中1~中3までの中学英文法がしっかりとまとめられており,短期間でしっかりと取り組めば中学英文法の基礎は網羅できるでしょう(とはいえ,この本は書店ではどういうわけか中学生向きのコーナーに並んでいないことが結構あります……)。
パソコンで復習ができたり,音声が録音されているCDも付属したりしている点や問題演習も基礎レベルで留められている点あたりを考えれば,中学の英文法の基礎をしっかり固めるには打ってつけだと思います。

この本の弱点を挙げるとすれば練習問題の量が少なめなので,この本が終われば別の問題集で実力を養成する必要がある点でしょうか。
同じ著者のものを使いたいというのであれば,東進から発刊されているレベル別問題集か桐原のハイパー英語教室のいずれかになると思います(ここらへんに関しては,実物を見てみて好みで選ぶと良いでしょう)。
レベル別問題集は適宜,仕上がっていくごとに買い足す形になります。
英語が苦手な人は当面の目標としては入門編・基礎編を着実に解けるようになることを目標にしたいところです(とはいえ,入門編は上のCD付き講義の問題演習をしっかりと取り組んでおけば不要だとは思います)。

ハイパー英語教室の方は1冊である程度事足りるとは思いますが,苦手な人には難しい問題も含まれていますので,そこはおいおい解けるようになっていくことを目指して頑張ることが大切かなと思います。

もちろん,中学校によっては集めた教材費から「整理と対策」「新研究」「整理と研究」といった3年間の総まとめ系のワークブックを購入して配布する場合もあります。
その場合は総まとめ系のワークブックで問題演習を補うと良いでしょう。
とはいえ,レベル別問題集に当てはめれば,基礎編止まりの内容になるかもしれませんが……。

暗殺教室シリーズ

意外となめてかかってはいけないのが,「暗殺教室」の参考書シリーズ。
原作ファンの人にはありなのではないかと思います。

ただし,難点もあって上で紹介したものに比べると難度は結構高くなりますが,ブラッシュアップには役立つかも?
熟語の時間には普通にセンター試験~大学入試レベルのものやろ……って内容が混ざっていたり,英和辞書を使って補足しないといけない部分があったりする点には注意が必要です。
それと,このシリーズには巻末の索引は無いので,ある程度の付箋・ポストイットは必須です。

暗殺教室 殺たん (JUMP j BOOKS)
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暗殺教室 殺たん 基礎単語でわかる! 熟語の時間 (JUMP j BOOKS)
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暗殺教室 殺たん 解いて身につく! 文法の時間 (JUMP j BOOKS)
松井 優征 久麻 當郎
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他にも……

文理の「わからないをわかるにかえる」シリーズや学研の「~をひとつひとつわかりやすく。(CD付き)」シリーズも捨て難いです。
書店で実物を見比べてみると良いかなと思います。

最期に

今年度(2017年度)から大阪府の公立高校入試の英語C問題(発展的問題)が以前の予告通りガラリと内容が変わりましたので,C問題を採用している高校を受験したい生徒さんほど中学校の英文法レベルはなるべく早くに終わらせてしまって,さらなる実力の上積みを狙いたいところです。

もちろん,ここで紹介してきたもの以外にも,やらないといけないことはたくさんあります。
  • 英単語・熟語の暗記(府が配布したもの)
  • 学校の提出物(内申にかかわる)
  • 英文読解の訓練
  • リスニング対策
いずれは英文読解やリスニング対策をやっていく必要がありますが,当面は語彙力・文法の基礎固めをしておくことに注力した方が良いと思います。

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