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春休み期間になりつつある(一部ではもうなっている?)間に新年度を迎える中学生がやっておきたいことを大まかに書きたいと思います。
国語
文章読解問題の読み解き方・設問の解き方の定石を意識して,問題を解くことを意識したいところです。あとは,普段からのことですが,漢字の読み取り・書き取りの練習や語彙力の増強です。感覚に頼った解き方は,点数にムラが生じますしおすすめしません。あとは,学年が上がるにつれて,国文法や古典の知識が増えていきますので,その再確認を怠らないようにしたいものです。数学
計算が苦手な人は,この春休み中に計算でミスをしないようにしたいものです。文章題が苦手だった人は,問題文の内容を正確につかんで図示するよう工夫するといいでしょう。あとは,公式や定理などをよく頭に入れて,手ごろなレベルの練習問題にチャレンジしましょう。英語
英単語の暗記と基本的な文法を覚え,英作文や長文読解対策につなげていくことが大切でしょう。特に,大阪府の公立高校入試は平成29年度以降から上位高の英語問題が,これまでとはかなり変わることがあらかじめ発表されています(原則,英問英答になります)。新傾向に対応するためには,実践的な練習が必要になります。その基礎作りは早ければ早いほどいい。理科
これまでに学習してきた第1分野と第2分野の中で,苦手だという単元(特に力とか)を潰しておきたいところ。苦手なところを放置しておくと後からじわじわとダメージが効いてきます。社会
暗記しなきゃいけないことはそこそこある教科なので,気が滅入りやすいですが,連想ゲーム的な発想で割り切った方がいいと思います。地理が苦手な人は,白地図とか地図帳などを使ってまとめ直してみてはいかがでしょうか。歴史が苦手な人は,図書館や図書室に置いてあるシリーズものの通史の歴史マンガを読み込んで,人物やできごとの大まかな流れを頭に叩き込んでおきたいところ。
最後に
新中1生はこれまでと勉強内容の密度・人間関係も変わってきます。大阪府においては,中1から内申点の評価対象になります。勉強にも身を入れていかないと後が大変ですよ。中2生は部活の中心にもなりますし,中だるみしやすい学年なので要注意。当然,大阪府では中2も内申評価の対象になるので,勉強をおろそかにしていると,無視できない内申点差が開くかもしれません。
中3になると,早い学校は1学期から校内実力テストが始まるところもあります。実力テストでの得点力を挙げることは志望校合格への第一歩です。定期テストと実力テストは別物。定期テストで点が取れるから実力テストも大丈夫だろ,なんて安易な考えは禁物です。
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