近鉄百貨店の阿倍野本店はデカ過ぎるのも問題じゃないかな

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ハルカス 期待された「孝行息子」スタートダッシュに失敗、近鉄グループの浮沈も左右(gooニュース・引用元:産経新聞)

近鉄百貨店の阿倍野本店がイマイチ利用客が伸び悩んでいるらしいです。
まあ,そうなるのもわからないではないんですよね。今回はそこらへんについて,自分なりの意見を書いてみたいと思います。

阿倍野本店の問題

床面積が広過ぎる

まず,阿倍野本店が抱えている問題点を自分なりに考えてみたいと思います。
最初に思ったのは床面積が広過ぎること。たしかに,百貨店としてはある程度の床面積は確保しておかないと,品揃え面できつくなるでしょうが,阿倍野本店はとにかく広い。

ハルカスの本店はあまりに広いこともあって店内を歩き回るだけでもそこそこ体力を消耗してしまいます。例えば,地下の食品売り場を回るだけでも結構距離があるわけなので,目的のものを買い揃えようとするとあっち行ったりこっち来たりとなることもあり得ます。床面積が広すぎるというのは逆の意味で考え物です。

過ぎたるは及ばざるがごとし」という言葉があります。もうちょっと効率よく店内を回れるように工夫することが必要だと思います。

売り場の配列方法

ウイング館の2Fの一部~3.5Fあたりはどのフロアに何が売られているのかがわかりにくいのではないかなと思います。2Fあたりは婦人靴なら婦人靴コーナーとかがわかりやすくあるからいいですが,ブランド名だらけでわかりにくいような気がします(ターゲットとなる年齢層にはわかるのかもしれませんが)。
お気に入りのブランドがあってそこの商品を決め打ちで買う人にとっては便利でしょうが,いろいろな品物を見て悩んで買いたいという人には不向きかもしれませんね。

催事場が思ったより狭い

これは建物の構造上,やむを得ないことなのかもしれませんが,催事場の広さが建物の床面積の割にしょぼいと思います。JR大阪駅の三越伊勢丹(もう過去の話かな……)とか大丸の梅田店の催事場なども私はそうだと思うのですが,近年,新装開店なり改装なりリニューアルなりした百貨店の催事場は正直面積が乏しい感がしています。

正直な話,催事場の面積がショボいと,催し物でできることは限られてくるので,ワクワク感がなくなってしまうように思います。
床面積はそこそこ確保してるんだから催事場をもっとドカンと整備したらいいのにとは思うんですよね。

展望台などの入場料

展望台の入場料は条件によって変動しますが,大人の当日券で1500円かかることを考えると,百貨店でお金を使うのをためらう人は少なくないんじゃないかなと思います。展望台で1500円使っちゃったから,もうちょっと安いところでいろいろ済ませようかとかそういうこともあり得ます。
百貨店への客の流し込みを考えたいのであれば,当日,近鉄百貨店の阿倍野本店で買い物(食事)したレシートを見せれば,展望台の料金を割り引くとかすれば客の流入は多少は見込めるとは思いますけどね。同じ運営元なんだから,それぐらいやればできるような気はしますけど。

一方でキューズモールは好調


キューズモールの方はハルカスからの客を取り込めているようです。まあ,ABCクラフトや東急ハンズ,イトーヨーカドーがありますし,近鉄よりは値段手ごろな商品も多いですしねえ。昔からの商店街の店舗もあるのも強みですよね(昔からの固定客はキューズモールの方に流れるわけですから)

たしかに,関空から天王寺まで電車1本で来ることは可能ですが,それでも難波や梅田にはまだ勝てないですね。海外の客はどちらかというと難波から心斎橋~本町(船場)の方や梅田周辺の方に流れているようですし。
そっちの方の流れから客を取り込みたいのであれば,難波~船場,梅田に勝る魅力を海外に発信しなければならないでしょう。

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