現代ビジネスのWikipediaに関する記事を読んだ感想

22:11:00
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月間5億人が訪問するウィキペディア、15年目の現状と課題---選挙前の候補者情報のまとめ作成は可能か(現代ビジネス)

今回は,久しぶりにWikipedia関連の話を。

記事を読んだ感想

記事に書かれている点は,途中まではその通りなんですけどね。後半からは読めば読むほど(ノ∀`)アチャーという感じです。

まあ,Wiki記法は初心者にはとっつきにくいでしょうし(最近はビジュアルエディターが導入済みなので,昔よりは初心者の人にもとっつきやすくなっているとは思いますが)。

今回紹介した記事は,Wikipediaしか意識できていない点が残念でなりません。まあ,日本の中では一般的にWikipediaの知名度だけが突出してしまっている状況なので,しょうがない面もあるんですけどね。

でも,記事にする以上はWikipediaの方針やガイドラインと呼ばれるルール・姉妹プロジェクトとの住み分けについても,あらかじめ調べた上で記事を書いた方が良かったのではないかと思います。

選挙前の候補者情報まとめが作成できるか?

Wikipediaでの作成はまあ無理でしょう

表題に書かれていて記事後半のメインの話である「選挙前の候補者情報のまとめをWikipedia上に作成可能かどうか」という点に関しては,私は率直に無理だと考えます。

理由としては,Wikipedia:ウィキペディアは何ではないかという方針文書を読めば,おおよそわかってもらえるかなと思います。Wikipediaはそういうものを受け入れるためのプロジェクトじゃない(Wikipediaは正直な話,信頼できる情報源の後追いですし)。
それに,Wikipedia日本語版は地方議会議員の政治家の立項は国会議員より立項難度は高いです。

アメリカの大統領選挙みたいな大掛かりで候補者もアメリカ全土で著名な人だらけの選挙戦ならともかく,統一地方選はさすがにねえ……? となりますよ。

きちんとした情報源・出典を集めることができ,記事を立項・充実させることができるウィキペディアタウンの話と同列に語るのは違うんじゃないでしょうか。統一地方選の候補者情報のまとめと情報の性質がまったく違うように思いますよ。

姉妹プロジェクトなら……Wikinewsが唯一可能か?

初期のエントリで書いたことですが,WikipediaはあくまでWikimediaプロジェクトの中の1つでしかありません(詳しくはリンク先をお読みください)。

受け入れが可能な場所を考えてみると,姉妹プロジェクトのWikinewsであれば多分引き受けが可能というところでしょう。
ただし,問題点もあってWikinewsは人数的にもかなり過疎な状況を呈しているプロジェクト(それに,厄介な荒らしユーザーが居ついていたような気が……)。

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