堺市の「みんなの審査会」について思う

14:14:00
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堺市

みんなの審査会は今年も実施予定

堺市では以前から「みんなの審査会~市民参加型事業評価~」という一種の事業仕分けみたいなものが行われています。

今年も,7月5日の日曜日に市役所で行うことと,審議される内容が次の報道発表資料に掲載されています。

平成27年度「みんなの審査会~市民参加型事業評価~」を実施します(堺市報道提供資料・PDFファイル)

市の報道発表資料では,この審査会の目的を次のように記しています。
限られた行政資源の有効活用を図り、将来にわたって質の高い行政サービスを持続していくため、市民参加による公開の場での議論を通じて、市の事務事業について、要・不要だけでなく、具体的なあり方や実施手法等の検討を行います。
あわせて、市政への市民参加の促進及び市政の透明性の向上並びに市の説明責任の徹底を図ります。
今年の審査会で審査される内容は「子育て・教育」「高齢者福祉」「健康・文化」の3分野。教育の分野では学校規模の適性化が議題なので,原山台の小学校あたりの人数規模を考えると関連性はかなり高い話ではないかなと。

みんなの審査会の審査内容についての感想

私は,これから建設が計画されている箱物系にはノータッチなところが気にくわないですけどね。

市の前提条件としては「平成26年度以前から実施されている事業」と縛りをかけて,これから建築予定の箱物計画は審査会に出さないようにしている感が否定できません。

私が思うに,これから計画されている箱物系事業(例:三国ヶ丘駅前の新庁舎計画や原池公園の球場整備計画など)が本当に必要なのかそうでないのかもみんなの審査会で要・不要なども審議すべきではないのかなと。

限られた行政資源の有効活用を図るのであれば,大金を消費することになる箱物の建築計画こそ市民参加による公開議論の場に供すべき。

これからの建築計画であれば,まだ市にも裁量の余地はあるでしょうし,「社会経済情勢や市民ニーズの変化などにより,今後の事業のあり方や実施手法について検討すべき事業」「その他,事業の達成状況や費用対効果の観点などから検討を要する事業」として検討してほしいものです。

本来は,市議会がそういう観点でこれからの建築計画とかを突かなきゃいけないんですけどね。

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