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今回と前回のタイトル・URLがそれぞれ3回目・4回目が逆になっていることを先にお詫びしておきます。完全にこちらの不注意でした。
すでに,3回(Part.1・2・4)にわたってトークセッションについて書かれた記事を読んでの意見と感想を記してきたわけですが,4回目でいったんおしまいにしたいと思います。
正確にはもう2回ぐらいは関連するエントリ(原山公園の整備計画について)を書く予定ではいますが,そちらは堺市から発表された計画を読みながらのことになりますので,今回のトークセッションとは少し話がずれるというか,より具体的な話になっていきますので割愛とさせていただきます。
南区役所(堺市南区) |
トークセッションでの提案・要望の一部について
トークセッションで行われたパネルディスカッションでは様々な提案・要望があったとのこと。その中で気になったものについて,ピックアップしていきます。
生ごみのリサイクルについて
まずは,生ごみのリサイクルについてです。生ごみのリサイクルについては,現状では基本的に生ごみ処理機やコンポストを用いた堆肥化が主流だと思われます。しかし,どうも堺市はここらへんの取り組みが疎かになっているような気がしてなりません。
堺市と合併する前の美原町(現在の美原区)では生ごみ処理機の購入補助金やコンポストの無料貸与が行われていましたが,昔から堺市はあんまりそこらへんに意識が向いていなかった面があったように思われます。
堺市廃棄物減量等推進審議会第8期第2回審議会(平成26年3月27日開催・堺市HP)
の中にもありますが,生ごみ処理機も手回し式のものをごみ減量化推進員という方にモニターしてもらうということも行っていたようですが,そもそもごみ減量化推進員の活動が表に見えてこないという部分は否定できないんじゃないでしょうか。
自治会の中心となっている方々はよくご存じなのでしょうが,一般の人に活動を見せないと周知すらままなりませんよ?
堺市が現在やっている取り組みは次のやつぐらいでしょうかね。小・中学校での環境教育の一環としては良いものだと思いますが,これはこれでやらないよりは良いですが,ちょっと非効率的かなあ?
生ごみの堆肥化「生きごみさん」(堺市HP)
他の地域での企業の取り組み
スマートアグリ:バイオガス発電で生まれる液体肥料、小麦の栽培に使ってリサイクル(スマートジャパンHP)生ごみ処理は企業や自治体では上のような取り組みも進んでいます。生ごみはメタン発酵させてメタンを取り出して発電し,発酵後の液体残渣を液体肥料として用いるという手法を実施し,京丹後市ではすでに成果が出ているとのこと。三重県での液肥の散布後の検証結果は京大とこの取り組みを行っている企業で取りまとめるとのこと(いずれ専門的な論文誌に論文として出てくるかもしれませんね)。
堺市は大阪府内では農業産出額の多い自治体でもあります。
こういう取り組みを今後取り入れる方向性を示してほしいものです。特に,肥料関係は輸入に頼る割合はかなり高いんです。
市でもこういう手法で液肥を農家に供給できれば,地域の農家さんにとってもプラスになるのではないかと思われます(ここらへんは京丹後市の事例や今回の記事の三重県の事例をよく追跡調査することが大切ですが……)。
いずれ御池台のクリーンセンターも設備更新され,再びクリーンセンターとして稼働させていく方向のようですし,新しい技術を積極的に取り入れ,エネルギー的に無駄が無いように,かつ排出されるCO2も有効利用できるようなクリーンセンターの整備が必要であると思います。
公園を有料のBBQができる施設に
これには反対です。特に,桜の木が植えられている公園では論外。BBQの煙や熱で木が傷むということを知らないDQNが多いわけですし,それに引きずられた意見でしょう。こういうのははっきりと突っ撥ねるべきです。お花見の時期のBBQなんかは正直な話,見ていて気分が良いものではありません。
そういう行為が桜の木を痛めてるんだと思い至らないDQNの浅はかさを如実に示しているのですから。
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