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南区役所(堺市南区) |
今回のエントリでは,その中でも住宅に関する取り組みをという話がありましたので,その点について,筆者なりの意見を記しておきたいと思います。
先に結論を書いてしまうのもなんですが,住宅面とかは若年世代の経済力と志向をよく考えた対策が必要です。
そこらへんはちゃんとよく練ってほしいものです。
住宅面について
今回の題材となったトークセッションでは,住宅面について次のようなことに取り組みたいと記されています。ニュータウン内の空き家のリノベーションなどによる若年世帯が住みやすい居住空間の創設
リノベーションはいいけどURは家賃がねえ……
リノベーションで若者受けしやすい内装や水回りを使いやすいものにするのはいいと思います。しかし,南区には堺市営住宅がない以上,URや府にお願いしてリノベーションやら建て替えやらをやってもらうしかありません。現時点では,一部の府営住宅は低層棟を解体して高層棟への建て替え作業が進められています。そちらの方は,現在のスタンダードを意識したものになるでしょう。
URの方も稼働率を上げるためにはリノベーション作業は進めていくでしょうけど,リノベーションができたからといって,リノベーションが終わった戸数は言うほどないはず(今年の春ごろに茶山台のリノベーションが話題になった程度ですから)。
やっぱり,URは家賃がネックになるんですよね。
若年世帯は収入がさほど多くありません。
そういう点で駅前の多くを占めているURの賃貸は家賃補助がある程度出ていなければ,そもそもURは選択肢に入るかどうかですよ。
大阪の土地勘がなく転勤してくるような人にとっては府の住宅供給公社の方を知っていない人はURに流れる可能性はあるでしょうけど。
大阪外から引っ越してくる人は地域の民度も結構気にしているような?
ヤフー知恵袋とかで大阪への引っ越しとかの話が出ると,またか,と言いたくなるぐらい北摂と南大阪の民度が比較されやすいように思います。地域対立を煽る輩が居ることもあるとはいえ,南大阪はやっぱり言葉の面とかで結構ハンデを背負ってるように思います。
ここらへんの雰囲気も覆していかないといけないのではないでしょうかね。
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