平成29年度開設の府立富田林中学校の入試の大枠が固まる

14:48:00
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入試情報 合格祈願
来年度の大阪府の中学受験の台風の目となり得る話題は,以前に記していた府立富田林中学校の新規開校についてです。
府教委HPで続報が出てきましたので,書き記しておきたいと思います。

後半は,塾に通わずに公立中高一貫対策を参考書だけで進めたいという人向けの参考書の一例を提示しています。
そちらもよければ,ご参考にしていただければと思います。

府立富田林中学校の定員について

3クラス分120名が定員枠とされています。
なお,募集対象は大阪府内全域で,保護者の下から通学できることという条件付きです(まあ,当たり前の条件ですけどね)。

これに伴って,富田林高校の方では,来年度から高校入試での定員が3クラス分減少すると考えられます。富田林高校志望の受験生は人数枠の減少分,例年よりはるかにシビアな戦いを強いられることになると思われます。4年後の高校入試からは,中学校からの内部進学者もできる関係で募集定員がさらに3クラス分減少するでしょうから,さらにシビアになると思われます。

入試日程について

入試日程は,府教委の入試方針では次のようになっています。
  • 出願2017年1月5・6日→試験1月21日→合格発表1月28日
というように1月の中だけですべてが完結します。
なお,出願の際には,通っている小学校の校長による応募資格の該当確認(書類への押印)が必要となりますので,出願書類には漏れが無いよう注意が必要です。

入試の詳細について

入試科目・時間配点について

入試科目・時間・配点は次の通りとなっています。
  1. 適性検査Ⅰ(国語)45分:100点
  2. 適性検査Ⅱ(理・社融合)45分:100点
  3. 適性検査Ⅲ(算数)45分:100点
  4. 作文(400字)30分:60点
の計360点満点で合否判定が行われることになっています。

合否判定について

4つの検査の合計360点満点の試験成績を使い,次の流れで合否判定が行われます。
  1. 総合点(360満点)の高い受験生を男女別に45%(54名)ずつ合格(累計90%)
  2. 残り10%(12名)は男女を問わず総合点の高い順で決定(累計100%)
なお,入学辞退者が出た場合は,不合格者の中から総合点の高い順に繰り上げという形で入学意思があるかどうかの確認をして,というように書かれています。

なので,今後数年の入試結果によっては男女間で偏差値の差が生じてくる可能性があるかもしれません。

入試問題のイメージサンプルは府教委HPで要確認

入試問題のイメージサンプルは府教委HPにPDFファイルで提示されています。
ただし,各検査の時間を考えると,おそらくイメージは時間の半分程度のものなのかな? という気がしています(特に,適性検査Ⅱは45分であれだけでは,いくらなんでも簡単過ぎるでしょうし)。

また,社会科の内容を含む適性検査Ⅱのイメージサンプルは,融合問題という縛りはありますが,正直言って,地理にあまりに偏り過ぎている感がします。小学校で学ぶ内容は地理だけではないので,入試本番ではもうちょっと歴史や公民の内容が含まれたバランスの良い出題になるはずと期待したいところなのですが……,こればかりは蓋が開いてみないと何とも言えないのです……。

公立中高一貫対策の問題集

中学受験 参考書
新設されるところなので,過去問集が存在しないため,他の問題集などで代用しなければなりません。
また,公立中高一貫校の入試は,一般的な国・私立中学の入試とは作問傾向が異なっていることから,一部の教科を除いては,なかなか共通点を見出すのが難しいところがあります(入試の癖が噛み合わないという状況)。

中学受験の塾に通っておられる方は,塾サイドで教材会社から取り寄せたものか自主作成の公立中高一貫対策教材を使っているかと思いますので,そちらをベースに学習を進めていくのがベストだと思います。

ただし,塾で中学受験のコースに通わせるともなると,その学費はかなりの高額になります(特設コースに季節講習会に特設ゼミや,外部の模試に参加などなど)。
経済的に塾に通わせるのが難しいということであれば,他自治体で問題構成が割と近い問題・過去問集などを組み合わせて学習を進めていかないといけません。

また,作文がありますので,作文の添削ができるような人がいると心強いかなと思います。やはり,全体の6分の1を占めるのは大きいですからね。

それでは,気になった問題集を何冊か紹介しておきたいと思います。
まずは,関東の方の老舗である東京学参のものから紹介します。

東京学参の公立中高一貫対策本





文理の公立中高一貫対策本

文理からも公立中高一貫対策が発刊されていますが,2009年のものなのでちょっと統計資料の古さとかには注意が必要かもしれません。やはり,地理の統計や公民の政治分野など6年経てば相当に変化している部分もありますので……。

公立中高一貫校をめざす適性検査対策問題集
文理編集部
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英俊社の公立中高一貫対策本

近畿圏では,過去問集と言えば英俊社がド鉄板なのですが,公立中高一貫対策の本は残念ながら数がそう多くありません(まして,富田林中は新設校なので過去問集なんかは存在しません)。

府立富田林中と割と入試傾向が近そうなのが京都内の公立中高一貫のようです。
京都の公立中高一貫は適性検査Ⅰ~Ⅲの考え方は京都と近いと思われます(作文の字数や時間配分は随分と異なっていますが……)。

京都の公立中高一貫の問題(京都新聞HP)がイメージサンプルと合致するのであれば,過去問集を入手して参考にするのもありでしょう。

参考として,次の2冊を提示しておきます(2017年度向けのものに置き換えました)。



他にも,ヤフオクや楽天オークションあたりを探してみれば,公立中高一貫対策教材の掘り出し物があるかもしれませんね。

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