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いよいよ,泉北ライナーの新車両(12000系)がお披露目されました。
Wikimedia Commonsに画像が掲載されていましたので,お借りしています(画像の詳細はリンク先をご確認ください)。
クリエイティブ・コモンズ 表示-継承 4.0 国際ライセンス,撮影者:日根野 (Hineno)さん〔Wikimedia Commonsより〕 |
南海バスの堺東~堺駅間のシャトルバスじゃあるまいしというか,堺東を飛ばしてのミナミと泉北ニュータウンの直結路線なのにねえ。
ゴールドラッシュにちなんだ色彩とのことですが,ぶっちゃけ昔の大河ドラマの「黄金の日々」から来てるんじゃないのってツッコミたくなる外見です。
さて,泉北ライナーに導入される泉北12000系に関しては,次の記事が書かれました。
・金ピカ特急泉北12000系公開(毎日放送・Yahoo!ニュース)
しかし,この記事の中にははあ? とツッコミを入れたくなる内容がありましたので,その部分を次に引用します。
さすがにこれはねえ……。通勤通学に利用するのは堺市や和泉市の住民で、実は平均所得が大阪府の市町村中14位と17位。府の平均を上回り比較的裕福なエリア。これに連動して、魅力ある生活を求めようとする地元の動きがあります。それが…「泉北スタイル」。「泉北ニュータウンは、今年街開き50周年を迎えます。(ニュータウンの)資源を生かしながら、泉北ならではの暮らしをしていただく、そういうライフスタイルを泉北スタイルと呼んでいます」(堺市ニュータウン地域再生室 中川健太さん)
所得に関しては,決して誇れる順位じゃないと思うけど……
ぶっちゃけた話,市の内部でも経済格差はかなり生じているでしょうし。
特に泉北ニュータウンの中を見てみれば,家賃の安い府営住宅が分布している地域もあれば,家賃が高いURや中ぐらいの府の住宅供給公社の賃貸であったり,戸建てやマンションが集中している地域があったりと経済格差はかなりわかりやすいですよね……。
それに,市の平均所得の値って高級住宅地で知られる三国ヶ丘とか浜寺とか大美野とかも含まれてるでしょと。
堺市は数値上は比較的裕福なのかもしれませんが,泉北ニュータウンの実態を考えれば必ずしもそうとは言えないように思います(あてはまるところもありますけど)。
「地元の動き」じゃなくて「役所の動き」の間違いでは?
筆者も長年,泉北ニュータウン内に住み続けていますが,「泉北スタイル」なんて話は初めて聞いた感があります。UR賃貸のリノベーション物件とかそういう動きもありますけどね。
どっちかというと,「泉北スタイル」を打ち出しているのは役所サイドな気がしてなりません。
わざわざ「泉北スタイル」と名付ける意図はこれいかに? って感じがしますね。
最期に
泉北ライナーはたまに出かけるときに見ますが,ラッシュ時間帯や夜に関しては結構いい感じで乗車率はありそうな感じです(平日昼間とかはほぼ空気輸送ですけど……)。ただ,営業キロ数が最長28km弱の泉北ライナーが最長44kmある「りんかん」と同じ金額っていうのはさすがにちょっとなあ……とは思いますね。
もうちょっと特急料金が値下げされれば,利用率はかなり上がるのではないかと思います。
あとは,泉北高速・南海のダイヤの問題ですね。中百舌鳥・三国ケ丘へのアクセスがしんどいダイヤになっていますから。
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