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その2に引き続き,その3といきましょう。
中学校地理の教科書は,2012年度の大改訂で内容は以前のゆとり教育と揶揄された旧課程の教科書よりも内容はそれなりに充実しました(逆に弱体化したところもあります)。
しかし,この大改訂は喜ばしいのですが,教科書に書かれている内容・語句のメーカー差が以前よりも激しくなり,入試で出題できる共通事項が実は結構少なくなっていることは,深刻な問題であるといっていいでしょう。
普通の公立高校入試では,採択されている教科書の間で不公平を発生させることはご法度です(難関私立高校や国立の難関校であれば,出題者も受験生もまず気にしないでしょうが……)。
という状況を踏まえると,高校受験における世界地理は,地形などの自然,各地域の生活・文化・宗教のおおよその内容・一部の重要語句以外は,地図を利用する問題か統計資料の問題に頼らざるを得ません。
世界地理の統計資料に欠かせない1冊が,矢野恒太記念会の『世界国勢図会2014/15』です。『世界国勢図会2014/15』は例年9月に発売されるものなのですが,次年度入試に使われやすい書籍ですから,受験生の入試対策指導の時期には使用できるよう,手元に用意しておきたいですね。
練習問題の作問とかへの有用性は以前のエントリで繰り返し述べている通りです。
『世界国勢図会2014/15』は,こちら↓から購入できます。
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