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昨日,大阪府立高校の特別選抜入試が行われました。
一般選抜を受験する人は,今日の新聞に掲載されている問題をよくチェックし,実際に説いてみましょう。
特にA・B問題を選択している人にとっては,出題傾向の分析の点において,かなり参考になるものと思います。
入試問題の方は,今朝の朝日新聞にて入試問題と解答が公開されていたものを見てのコメントになりますので,体裁の方については,何ページ構成かということついては,残念ながら書けません。
その点については,悪しからずご了承ください。
それでは,傾向と対策を分析してみたいと思います。
まず,体裁から
大問構成について
かつての前期試験の流れを汲んでいる,今年の特別選抜の社会科は4大問構成でした。これまでの前期からの流れを鑑みれば,珍しい大問構成だったと思います。
かつての前期入試(総合学科)あたりでは,テーマを提示した2~3分野混合の2~3大問構成が中心でした。もちろん,年によっては公民だけで単独の大問になることもありましたが……。
回答形式について
用語回答が9小問,文章記述が1小問,記号選択が25小問という状況でした。記号選択に偏重している状況が明らかです。
問題のレベルとしては基礎~標準レベルが中心を占めていますが,全般的には基礎レベルが中心だなと感じました。
各分野の配点
用語・記述回答がほぼ2点,記号選択が1点となっています。点数配分としては,地理・歴史・公民の3分野はとてもバランスのとれた状況になっています。各大問の分析・コメント,一般選抜に向けてに関するコメントは,夕方から夜にかけて公開していければと考えています。
今回は,急ぎの用もありますので,ここでいったんお開きとさせていただきたく。
2016年3月2日23時8分追記
各大問ごとについて分析を行った続編のエントリと今後に向けてのエントリが書きあがりました。次のリンク先からご移動いただければ幸いです。・2016年度大阪府立高校入試・特別選抜社会科問題分析:その2(各大問ごとの分析)
・2016年度大阪府立高校入試・特別選抜社会科問題分析:その3(今後の対策など)
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