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2月3日提供 さかい利晶の杜の集客による経済波及効果の推計結果がまとまりました(堺市HP・報道提供資料)
さて,堺市の堺都市政策研究所が分析を行ったとのことですが……,この数字はあまり当てにしない方がいいでしょう。
理由は次以降で述べます(というか,ほぼ1点の理由がすべてと言ってもいいのだと思いますが)。
人数のデータがそもそも……
以前のエントリでも述べましたが,堺市がさかい利晶の杜で使っていた人数はあくまで延べ人数であって,実人数ではない点に注意が必要です。ダブルカウント・トリプルカウントもざらだったという事態については,以前のエントリで述べました。
人数関係のデータの信頼性が欠けていると思うのですが,それでもちゃんとした推計が出せるんだろうかという所が疑問なんですよね。本当に,そんなデータで大丈夫か?
有料入館者数ももう少しデータの説明は必要
有料入館者数についても,もう少し説明が欲しいところです。というのも,堺市内の小・中学生とその引率教員は全額減免対象ですので,社会科見学等で連れ立って行く形になれば,有料入館者数にカウントされるのだろうか? とか疑問が尽きません。カウントされるのであれば,人数の水増しは小幅とはいえ可能になることとイコールなわけで……。
やはり,もっと注釈なり説明なりは欲しいところですね。
消費額は妥当かな?
消費額については,ある程度金額が張っても客が付いたら強い梅の花や,スタバがありますから,そちらが中心となって消費額を押し上げているのだろうという風に思います(特にスタバでしょうけどね)。経済波及効果の推計もいいけど……
収支報告も同様に出してほしいものですけどね。経済波及効果を打ち出しても,赤字運営だとそのツケを負うのは市民なわけですから。
初年度はオープンから間もないですし,話題性もある程度はありますから,まあ好調だとは思います。
ですが,2年目~3年目と人々が飽き始める辺りから入館者数(特に有料部分)がどうなるかにもかかっているでしょう。
スタバは放っておいても安泰でしょうけどね。
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