【2016年度入試】大阪府立高校入試・一般選抜社会科問題分析:その1(入試の体裁・解答形式・配点)

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高校入試 合格祈願
一昨日には,大阪府立高校で一般選抜入試が行われました。
このブログでは先日,特別選抜入試の社会科を3回+α(2回)にわたって取り上げてきました。

一昨日に行われた,一般選抜の方について,同じく数回にわたって分析を行いたいと思います。

なお,閲覧している問題は朝日新聞朝刊のレイアウトがいじられたものになりますので,体裁の分析については推測が含まれている点をご了承願います。

体裁について

入試問題 体裁分析
大阪府立高校の社会科の入試問題の体裁は,A3見開き(A4・2ページ分)で考えていくと良いかと思います。

紙面の体裁は,おそらく表紙(裏面に解答用紙)1枚,中にA3・2枚が織り込まれていると考えられます。
A面に大問1(A4・2ページ分),あとはB面に大問2……と続いていきます。
A4換算したら問題用紙で8ページ構成となるはずです。

小問数・配点について

小問数について

分析
小問数は37と考えてよいかなと思います。
断言できないのは,大問4(3)②の解答例の注意事項に何も書かれていない点があるので,そこが引っかかっています。

ここを別解答として配点を1点・1点に分けるのであれば,小問数は38となるでしょうし,完答扱いにするなら37です(この設問に関しては,高校側の裁量に任せているのかもしれませんが……)。

解答形式・配点について

今年から標準の点数は90点満点となりました。
解答形式別の配点については,37小問と考える場合,次のようになります。
  • 用語・国名・人名解答:13小問・28点(記号との完答のものを除く)
  • 記号選択:17小問・38点(記号と記号の完答のものを含む)
  • 用語・記号完答:4小問・12点
  • 文章記述:3小問・12点
というように,上2つの用語系と記号選択の小問で取りこぼしを無くし,完答と記述で上積みをどれだけ狙っていけるかというところだったかなと思います。
ただし,一部には計算を必要とする設問があった点に注意が必要ですが,それは後のエントリで記載する各大問についての方でコメントしたいと思います。

昨年と今年の大きな違いをまとめてみましょう。
まず,大きな点として,問題の分量が3小問増加し,単純な記号選択問題は大きく減少しています。
その中でも,出題形式について目立った点は次の通りです。
  1. 用語・人名解答問題が4小問増加(昨年は9小問と少数)
  2. 文章記述問題が1小問増加(2→3小問に)
  3. 用語(数字)と記号選択の完答問題が4小問出題
他にも,大問の分野の並び方がこれまでの定石とは少し異なる並び方をしてきた点が目立っているように思います。

大問の並びや各大問の個別の小問についてのコメントは,次回以降のエントリで述べたいと思います。エントリが書きあがるまで,しばらくお待ちください。

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