春休み中の中学生の5教科の目標(2016年版)

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春休み 勉強 得点力向上
そろそろ,春休み期間に突入する頃ですが,新年度を迎える中学生が春休み中にやっておきたいことを大まかに書きたいと思います。

基本的に,今回の記事は昨年の同時期にこのブログに記載したものをベースとした改訂版となっていますが,今回のものはお勧めの参考書紹介なども兼ねていますので,その点にご留意いただければと思います。

国語

やはり,国語に関しては次の3点を意識していきたいところです。
  1. 文章読解問題の得点力強化
  2. 国文法の強化
  3. 漢字や古典知識の増強
国語では,文章読解問題の得点力強化が必須の課題です。
特に,これまで何となく感覚に頼って問題を解いてきたという人は早急にその解き方を矯正しておいた方がいいです。感覚に頼って問題を解く場合,テストに採用される文章による相性が激しくなりますから得点にムラが出ますから,危険です。
現代文の文章読解の読み解き方の軸を早いうちに構築しておくことが大切です。

次のうち,どちらか1冊で読解の定石の軸を作ることが大切です。

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数学

計算が苦手な人は,この春休み中に計算でミスをしないようにしたいものです。文章題が苦手だった人は,問題文の内容を正確につかんで図示するよう工夫するといいでしょう。あとは,公式や定理などをよく頭に入れて,手ごろなレベルの練習問題にチャレンジしましょう。

基本的にはこれまでに中学校で配布された中1・中2のワークブックをしっかりと消化して基礎を固めておくことが大切です。

もっと難しい問題にチャレンジしたい場合は,まず,基礎を固めた上で中3になって以降に少しずつチャレンジしていくと良いでしょう。

英語

英単語の暗記に基本的な文法を覚え,英作文や長文読解対策につなげていくことが大切です。

ただし,大阪府立高校入試では平成29年度以降から文理科などで採用されるC問題が激変します(原則,英問英答になり,リスニングの配点割合も増量されます)。
新傾向に対応するためには,実践的な練習が必要になりますので,その基礎作りを早急に行わなければなりません。

大阪で文理科やそれに準ずる高校,英語科などのある高校については,早急に中3内容を先取りして学習し終え,英検2級対策に力を入れる必要があるでしょう。

新中1や新中2の人も基本的には中3レベルまでは早めに終わらせて,当面の英検2級対策やそれ以上のレベルを狙った勉強を進めると良いかと思います。

この点については,別エントリに記載していますので,次のリンク先もご参照ください。
【大阪府立高校受験・2017年度入試以降】英語対策は早急に中3内容を終わらせて先のステップに

理科

これまでに学習してきた第1分野と第2分野の中で,苦手だという単元(特に力とか)を潰しておきたいところ。苦手なところを放置しておくと後からじわじわとダメージが効いてきます。

社会

暗記しなきゃいけないことはそこそこある教科なので,気が滅入りやすいですが,連想ゲーム的な発想で割り切った方がいいと思います。地理が苦手な人は,白地図とか地図帳などを使ってまとめ直してみてはいかがでしょうか。

歴史が苦手な人は,図書館や図書室に置いてあるシリーズものの通史の歴史マンガを読み込んで,人物やできごとの大まかな流れを頭に叩き込んでおきたいところ。

歴史の苦手意識を払拭するための方法については,以前書いた記事も参考にしていただければ幸いです。
中学受験とか高校受験に向けての歴史分野の基礎作り

他の参考書紹介

他にも有用な参考書はいくつかありますので,1つシリーズものを紹介しておきます。
既にお使いの方もおられると思いますが,学研の基礎固めシリーズの書籍です。

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最後に

新中1生は,これまでと勉強内容の密度・人間関係も変わってきます。
大阪府においては,中1から内申点の評価対象になりますので,勉強にも身を入れていかないと後が大変です。

もちろん,中1の1学期中間テストあたりは,まだまだ楽勝でしょうけどもそこから先,徐々にテストも難しくなっていきますよ。

新中2生は部活の中心にもなりますし,中だるみしやすい学年ですから要注意です。
当然,大阪府では中2も内申評価の対象になるので,勉強をおろそかにしていると,無視できない内申点差を開けられてしまう可能性大です。

新中3生は,1学期からの定期テストだけでなく,中3版チャレンジテスト(2016年6月23日実施)での高得点を狙って勉強をしていく必要が出てきます。
チャレンジテストまでは記事公開時点で残り約3か月ですから,計画的に実力を養成していくことを意識してください。

2学期以降は校内実力テストで得点できないと,志望校判断の資料としては極めて弱い立場に追い込まれます。

公立高狙いであれば,定期テストや提出物で内申を確保することも当然大切ですが,実力テストでの得点力を挙げることは志望校合格への第一歩です。
定期テストと実力テストは難度は別物と考えておいてください。
定期テストで点が取れるから実力テストも大丈夫だろ,なんて安易な考えは禁物です。

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