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平成29年度(2017年度)入試について,大阪府教委HPではすでに入試日程や大枠が発表されています。
今年度の中3生の入試に向けての流れ(特に1~2学期について)は,次の記事をお読みいただければと思います。
一応,昨年度の春休みなども含まれていますが,終わっているところは読み飛ばしてください。
・【2016年度中3生向け】2017年度大阪府立高校入試に向けての流れ(2016年3月21日増補)
それでは,2017年度の各入試日程についてまとめていきたいと思います。
特別選抜について
特別選抜の日程
2017年度入試の特別選抜は,次のような日程で進められる予定です。
- 音楽科以外:出願2月14~15日→学力試験2月20日,実技検査・面接2月21日→合格発表2月28日
- 音楽科のみ:出願2月1~2日→実技試験2月12日,学力試験2月20日→合格発表2月28日
夕陽丘高校の音楽科のみ実技試験が例年通り,前倒し日程となっています。
夕陽丘高校の音楽科志望の人は,くれぐれも日程を間違えないように気を付けましょう。
そこに,学科によって実技試験か面接がプラスされる形式です。
国・数・英の3科目については,おそらく昨年と同様,2種類(基礎レベルのA問題,標準レベルのB問題)が作成され,高校側がどちらかを選択することになるでしょう。
昨年の特別選抜での状況は,総合学科(エンパワメントスクール)と単位制の高校のみA問題を採用し,他はすべてB問題を採用していました。
理科・社会はおそらく共通問題になるはずですが,今年の問題の難易度から考えるに,基礎的な内容をしっかり固めておけば,高得点は確実に取っていけるレベルになると思われます(そういう意味では取りこぼしが危険となります)。
なお,内申との比率は高校によって異なっていましたが,多くは当日:内申=5:5を採用していますので,学力試験と内申点は等価で評価する高校が中心です。
夕陽丘高校の音楽科志望の人は,くれぐれも日程を間違えないように気を付けましょう。
特別選抜の教科
昨年と同様,学科試験は5教科で実施されます。そこに,学科によって実技試験か面接がプラスされる形式です。
国・数・英の3科目については,おそらく昨年と同様,2種類(基礎レベルのA問題,標準レベルのB問題)が作成され,高校側がどちらかを選択することになるでしょう。
昨年の特別選抜での状況は,総合学科(エンパワメントスクール)と単位制の高校のみA問題を採用し,他はすべてB問題を採用していました。
理科・社会はおそらく共通問題になるはずですが,今年の問題の難易度から考えるに,基礎的な内容をしっかり固めておけば,高得点は確実に取っていけるレベルになると思われます(そういう意味では取りこぼしが危険となります)。
なお,内申との比率は高校によって異なっていましたが,多くは当日:内申=5:5を採用していますので,学力試験と内申点は等価で評価する高校が中心です。
一般選抜について
一般選抜の日程
一般選抜の方は,次の日程で出願~合格発表が行われる予定となっています。- 出願3月2・3・6日→試験3月9日→合格発表3月17日
というような日程で実施されることはあらかじめわかっています。
一般選抜の教科
一般選抜は,例年通り5教科での実施です。一般選抜の方は,国・数・英の3教科については昨年と同じようにA問題(基礎)~C問題(発展)の3タイプが作成されることになるでしょう。
理科・社会については,2学期頃に発表される「入学者選抜実施要項」の内容を見なければなりませんが,例年通りであれば,共通問題になるのではないかと思われます。
なお,C問題については様々なポイントがありますので,次に特記しておきます。
歴史的転換となるであろう英語C問題
来年度入試の最大の変更点は,以前から当ブログでも数度にわたってアナウンスしてきた,文理学科をはじめとする府立高校の上位校・英語系の専門学科向けとされる英語C問題の歴史的転換です。英語A・B問題については,新C問題と違ってアナウンスがされて無かったことを考えれば,今年の入試と難易度的にも大きな変更はないと思われます。
今年に英語C問題を採用していた高校(文理学科志望や英語重視の専門学科など)で次年度も確実に英語がC問題になるだろうという高校を志望している人は,次の参考書やツール(電子辞書)を紹介しているエントリも参考にしていただければ幸いです。
今年のC問題採用校は,B問題かC問題の採用,どっちに転ぶ?
厄介な立場に置かれるのは,今年度の入試でC問題を採用していた高校の受験生です。文理学科などの最上位や英語教育に特色のある学科であれば,新C問題を採用する可能性は高いでしょう。
しかし,そうでない高校の場合,今年度はC問題を採用したものの,次年度以降はB問題の採用に転ぶ可能性も十分に考えられます。
どう転ぶかわからない点もありますので,一応,今年度入試で英語C問題を採用した高校を志望する場合は,念のためにも新C問題対策を進めておくことが望ましいでしょう。
やらないよりはやっておいた方がはるかに効果的でしょう。
各高校がどの入試問題の種類を採用するかについては,府教委HPで例年9月頭ぐらいに「学力検査問題の種類並びに学力検査の成績及び調査書の評定にかける倍率のタイプ」が発表されます。
この文書については,公表され次第,すぐアナウンスしていきたいと考えています。
発表されれば,各高校の試験採択や実力テストの成績・内申点を総合的に考えて,進路選択を考えていくのが良いかと思います。
国語C問題は難しかった模様
また,今年は国語C問題が難しいという意見が結構出ていたようです。ただ,C問題は文理学科志望者の得点をうまいこと散らばらせるように作問しなければなりませんから,難しく作られるのはやむを得ません。国語は,ある程度校内のテストで得点できている人の中にも何となくって感覚で解いているという人は少なからずいると思います。
そういう人こそ,国語の文章読解の定石となる手法を早めに会得して実践することで,得点力の大幅な向上と安定させることが見込めます。
フィーリングに頼って解いていては,点数にムラが出やすく安定しませんし,外部模試や実力テストでは得点が伸び悩むパターンに陥ることが多いです。
この点については,後日に参考書紹介の記事を書く予定です。
最後に
以前の記事も含めて述べますが,受験生として,各学期のどのタイミングで,どのようなテストが控えているか,どこで高得点を取らなければならないのかというタイミングはあらかじめわかっています。校内の実力テストの日程なども,中学校で年間予定表などが配布されていれば,あらかじめ分かり切っていることですね。
定期テスト・実力テストなどのタイミングは,あらかじめわかっているのですから,そこに向けて各学期の要所要所に向けて,普段からいかに得点力を着実に向上させられるかにかかっていると言えるでしょう。
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