南区まちづくりビジョン改定案のパブコメ結果を見て:その3

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前々回・前回に引き続き,堺市の南区まちづくりビジョン改定案のパブリックコメント結果の発表を受けてのコメントを書いていきたいと思います。
このパブリックコメントについてのコメントは,今回が最後となります。
それでは,最後までよろしくお付き合いください。

基本方針3について

自然環境の保全

水辺 公園
池の有効利用に関する意見がありましたが,事故防止の方が当然に優先されます。
池が農業用のため池だった場合,水利権の問題も避けては通れない点も考える必要があります。
水利権もクリアできる場所で事故も起きなさそうなところであれば,こういう取り組みは一つの目玉になるかもしれません。

実際,自分が小学校だった時,南区内のあるため池で溺死事故が発生したということがあったと記憶しています。そういうこともあるので,侮っていると簡単に溺死事故が発生するかもという点は肝に銘じておく必要はあるでしょう。

櫻井神社周辺ではトラックとかが抜け道的にスピードを落とさず通っているとのこと。大阪府警に自動速度違反取締装置の設置要望を出すことも必要なのではないかなという気がします。

だんじりについて

だんじり 地車
ちょっとこれだけは節分けをしておきたいと思います。
パブリックコメントに出されていただんじりに関する意見は,おそらくだんじりの当事者からのものだと思います。

旧村落の地域でだんじり文化が根付いていることはそうでしょう。

岸和田の話を例として取り上げていましたが,岸和田市民の中でもだんじりが生理的に嫌だという人はいるはずです。ですが,それでもクレームが出てこないのは,岸和田という場所は「だんじりが嫌ならここから出てけ」という地域性・空気が特に強い場所だという点です。
そんなところでクレームを付けたら後がどうなるか分かったもんじゃないですからね(だからクレームが表面上は出ないんでしょうよ)。

だんじりをやる以前に,まず一般社会の常識に則して練習などが行われなければならないはずです。そういう意味では,21時以降の鳴り物の音はぶっちゃけ非常識だと思いますし,地域住民への配慮が足らないと言われてもしょうがない。
時代は刻々と変わっているんですよ。

地域住民が変わってきているなら,元々の住民や自治会・青年団もその変化に適応し,練習環境を整備したり,練習をコンパクトにしたり,休日の日中を使ったりするなど,地域住民からクレームを受けにくくする取り組み・工夫を進めてほしいものです。

むしろ,行政がだんじりを行う地域の自治会・青年団に,現在の法規・社会規範に反しない範囲で練習を行うよう,丁寧に説得・指導するべきではないかと思いますよ。

また,これは他自治体の話ではありますが,未成年に飲酒・喫煙を強要する青年団があるなどということも掲示板サイトなどで言われています(未成年に飲酒・喫煙させるのは犯罪やんか……)。
堺市内の青年団がすべてそうでないことを祈るしかありませんが……。

子どもを預けても安心だなという青年団の組織をちゃんと作れることにかかっているでしょう。そういった努力があるのかどうかも,今後,祭礼を継続して行っていけるかにかかってくるのだと思います。

基本方針4についてはコメントを割愛したいと思います。

図書館について

図書館
たしかに,分館は書籍数も少ないですが,座席数も少ないですね。
椅子は結構高齢者の人に占領されてたりするからなあ……。

本や雑誌の拡充ももちろん大切ですが,ちゃんと中身はよく考えてねと。
堺市立図書館はかつて,何でそんな本を買ってるねん! ということがありましたので,仕入れるぐらいなら,論文の雑誌や専門書,統計書を入れてくれる方がよっぽどありがたいです。

17時閉館だと,社会人の人はどうしようもありません。
たしかに,ここはもう少し延長があってもいいのかなという気はします。

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